たむらけんじ罵倒ラーメン店、社長が謝罪「私に全て責任がございます」に見るお店の在り方
松戸市を中心にジモティで中古自転車を販売しているchariyoshyです。
今日は松戸も雪模様で仕事ができなかったので、今ネットやワイドショーで話題になっている芸人たむらけんじを「おもろないやつ」とツイートしたラーメン店について書いてみます
ネットニュースによると、今年1月22日にツイッターで「先ほどたむけんさんが来店されました」とつぶやき、この投稿にリプライする形で「マイク、カメラなかったらおもろないやつでした」と投稿した。という。
ラーメン屋の店主がネットを炎上させて、お店の売名行為をしようとしたのでしょうか。悲しいが、たぶんこれは成功していると思う。ただし「一時的に」であるが。
SNSからお店は特定できるであろう。そしてこれだけ話題になっている店に興味が湧いて、話のネタに行く人がいるだろう。冷やかしに行く人や、店の前で写真とってSNSに投稿するひとも出てくるだろう。店にいたずら電話が1000件くらいかかってくるそうだが、それもどうせ狙いでしょ。
ただ、それも1回きり。普段使いの常連や、「俺の中のとっておきの1店」には絶対にならない。2回目以降は違い店に行く。家から遠くても違う店に行くだろう。
その店が、ただでラーメンを無料提供するなら、リピートもありえるだろうが、自分の大事な金をそんなことする奴がいる店に使うわけがない。
だから、一時的に客は増えたとしても、すぐにダメになるだろう。
このラーメン屋が、炎上商法でお店を繁盛させる手法を取るのなら、今回みたいなツイートを永遠に続けていくしかない。世の中にたった1店の「炎上ラーメン屋」。来た客は全てSNSのネタにされてしまうのです。
しかしながら、人々もいずれ今回のことは忘れてしまうのでしょう。「そういえば昔この店はSNSでたむけんを罵倒したらしいよ」なんて。そして今までと同じくらいの来客数のお店になるのでしょう。ただ、その時までにつぶれていなければの話ですが。
モラル的なことは別にして、経済面だけを見ても、こんな炎上商法したところで、長い目で見れば、店には何の利点もないということである。むしろ不利益にしかなりえない。お客さんは「信用」を大事にしていると思う。そして「信用」は一朝一夕には作れない。長い年月かけて、一歩一歩積み重ねるしかない。炎上商法なんて、そうした努力を怠って、楽して儲けようとする人たちの浅知恵だ。
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