松戸市ジモティ中古自転車販売 ジャンク品をその場で直すつもりでチューブを持ってきたカナダ人
松戸市を中心にジモティで中古自転車を販売しているchariyoshyです
去年12月からずっと連絡もらっているお客さんがいます
なかなかタイミングが合わなく、引き渡しが出来ていなかったのですが、年末に1月8日なら引き取りに行けるということで、本日引き渡し予定となりました。
チャットの文面からお客さんは外国人のようです。こちらの文章は完全に理解されていたようですが、日本語がちょっとおかしい。何とかなるだろうと思い、引き渡し者に決定しました。
18時半の予定だったのですが、いきなり16時に変更希望。今日はどうせ家にいるので、雨が降っていない時ならいいかなと思い了承。
購入希望自転車はジャンク品の自転車2台だったのですが、1台は年末に売れてしまいました。だから今日は1台の引渡しになります。
連絡を取り合っていた中で、市川から私の自宅まで来るというのですが
「自転車で結構かかります」
という文面があったのですが、自転車できてジャンク品の自転車を持ち帰ることはできないので、自転車と車を間違えたのだなと思い、何も気にしていなかったのですが、
20インチの折りたたみ自転車で来ました。
引渡し云々の前に、どうやって持ち帰るつもりだろう、と心配になりました。市川から20インチの折りたたみ自転車で来るのも大変だが、さらにジャンク品のパンクした自転車を持って帰るのは更に大変だろうと思っていると、おもむろにバックからチューブを出してきました。どうやらこの場で自転車を直して2台乗りで持って帰るつもりらしい。
お客さんはカナダ人で20-30代くらい。
着ていた服にlandsclandscapeと書いてあった。後から調べてみると、風景、景色、眺望という意味らしい。仕事を訪ねると、家の敷地のブロックや木の手入れ等をする仕事をしているらしい。
時間は16時過ぎで暗くなって来たし、今この場でタイヤのチューブ交換をするのは大変だし、工具も持ってきてなかったので直ぐに着手できない。私もそのつもりでなかったからすぐに準備できない。カナダ人は
「簡単にできるよ」と言っていたが、実際はやったことが無いらしい
「いや、大変だよ。すぐには無理だ」
と伝え、ジャック品でない、普通に乗れる自転車を勧めた。
一番安くて、まあまあの自転車で3000円くらいの格安の自転車を勧めた。
カナダ人は1000円のジャンク品を買うつもりで来たので1000円札は持っていたが、後は小銭しかなかったようで、100円玉と50円玉で2000円を用意しました。
3000円の自転車を試乗してもらうと、気に入ってもらいました。保証はしないが、3段のギアも使えるので、大喜びでした。
販売証明を渡し、料金をいただき無事引き渡しとなりました。
それにしても、ジャンク品を買ってその場で直して持ち帰ろうと考えていたとは驚きでした。初めての体験です。しかも持ってきていたタイヤはサイズが違っていました。
時間があって暇であれば、タイヤ交換まで付き合ったかもしれませんが、いきなりではさすがに難しいです。
これは外国人のバイタリティーと考えるべきか、無謀と考えるべきか悩むところです。
引き渡した後、カナダ人は折りたたみ自転車にのり、片手で購入した自転車を支えて並走しながら市川まで帰って行きました。すごい。